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「香住がに」ついて

前回、食用のかにの種類について書いてみました。
そして、今回は引き続き、その中でもひさ家と身近な関わりを持つ、
『香住がに』について触れてみましょう!

紅ズワイガニは、近畿では香住漁港でしか水揚げされないので、『香住がに』と呼ばれています。

松葉ガニに比べて猟期が長く(9月1日~翌5月31日)で漁法は餌を入れたかごを
約2日程度海底に沈め、カニが入るのを待って引き揚げるカニかご漁で獲られます。

これは、松葉ガニの生息域が水深200m~400mに対して、
香住がにの生息域は500m~2,500mと深く、底引き網が届かない為だそうです。

深海で養分が豊富な海洋深層水で育ったカニは、
身が詰まり、甘みが強く、みずみずしいのが特徴なのです。

漁獲量が松葉ガニよりも多いため、比較的リーズナブルな価格で提供されています。


9月中旬には毎年、香住ガニまつりが行われ、漁港も活気に溢れます。

かに


松葉ガニの解禁が11月初旬ですが、
香住ガニは9月解禁ですので一足先に冬の味覚を楽しむことが出来ます。

松葉ガニと同様、香住ガニも、茹でガニだけでなく、焼きガニ、カニ刺しなど
さまざまな料理法で味わえます。

冬のお宿ひさ家では、
かにの刺身・かにのバター焼き・かにの姿蒸し・かにの天ぷら・かにすき・かに雑炊…
あらゆるかに料理を贅沢に味わえるカニフルコースが一番人気のプランです!!

香住がに

ぜひご一緒に行かれる方にも、かにのちょっとした豆知識をお話してみてはいかがでしょうか。

あ!でもかにを食べている最中は、
話す暇もなく皆さん黙々と必死で寡黙になってしまいますね!

お料理が出てくる前の雑談でぜひ披露してみてください。